バリュー投資は儲かるのか?

バリュー投資は儲かるのか?

 

バリュー投資という投資手法をご存知でしょうか?

これはウォーレン・バフェットの師であるベンジャミン・グレアムが得意とした投資手法でもあります。

バフェットも元々バリュー投資を行っていましたが、現在では企業の将来性も見て投資判断する手法へとアレンジしています。

そんなバリュー投資ですが、実際に儲かるのか?ということを書いていきたいと思います。

バリュー投資とは

バリュー投資とは企業の株価の割安性を見て判断する投資手法です。

この割安性とは、企業の評価が実際よりも低く評価されており、正しく評価されれば現在よりも株価が上がるということです。

この割安性の判断にはPER(株価収益率)を用いて行います。

PERとは

PER(株価収益率)とは、株価が純利益の何倍まで買われているかということを示す指標です。
PERが10倍であれば、純利益の10倍まで買われているということで、投資した資金の回収まで10年掛かるということになります。

計算式
PER = 株価 ÷ 一株当たり利益

平均的な基準PERは15倍程度となっており、ここを基準として高いか安いかを判断します。

グレアムはPERの割安基準として9倍以下を挙げています。
平均のPERが15倍として考えるとかなり割安であるということが分かります。

バリュー投資は儲かるのか?

一番気になるのが、儲かるのかどうかということだと思います。

結論から言うと、市場が正しく判断してくれれば儲かります。

ただし、何らかの理由で永遠の割安株となってしまった場合、上がるまで非常に時間が掛かるか、上がりません。

探せばPERが低い企業はたくさんあります。
しかし、PERが低いからといった理由だけで飛びつくと、逆にそこから更に下落したり、買った時点からほとんど株価が上がらないといった状況に陥ります。

グレアムはバリュー投資を行う際の判断となる基準を示してくれていますし、バフェットもその他の多くの指標から投資判断を行います。

グレアムの判断基準7項目

1.  S&Pの格付けがB以上
2.  流動負債比率が1.1倍未満
3.  流動比率が1.5倍以上
4.  過去5年間赤字無くEPSを伸ばしている
5.  PER(株価収益率)が9倍以下
6.  PBR(株価純資産倍率)が1.2倍以下
7.  配当金を支払っている

グレアムはバリュー投資を行う際、以上7つの基準を示してくれています。
これらを使うことで株のスクリーニングを掛けて検索することもできます。

まとめ

バリュー投資は将来的には儲かるかもしれませんが、かなりの時間待ち続けなければなりません。

やることと言えばボロ株を拾い集めているようなものです。
もちろん波に乗ってしまえばかなりの利益を出せるのですが、忍耐力がかなり必要になります。

しかも将来的に絶対上がるとも言い切れません。
精神的には結構辛いかもしれません。

低PER銘柄で言うと米国の自動車関連株が非常に低いです。
そして低いにも関わらず、上がらない上に下がるといった自体に陥っています。

GEなんかも最近瀑下げして、PERは9倍を割ろうとしています。
ダウ構成銘柄からも外され、配当もほぼ無配になりかなり下がってきています。

ボロ株はたくさん落ちていますが、それがダイヤの原石だったのか、それともただのゴミだったのか、未来になるまで分かりませんが、一発当てればかなりの利益にはなります。

騰ってから拾いに行っても微益しかでないのは明確です。

グレアムの示してくれている指標から、ダイヤの原石を探してみるのも良いかもしれません。

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