なぜブラック企業は無くならないのか?

なぜブラック企業は無くならないのか?

 

今や日本では当然のように世間に知れ渡っているブラック企業ですが、こうも世間が騒いでいるにも関わらずなぜブラック企業が横行しているのでしょうか?

僕が実際に働いてみて、なぜブラック企業が無くならないのかという考えをまとめていきたいと思います。

ブラック企業は人が創り上げるもの

ではまずブラック企業はなぜブラック企業なのかという根本的なことを考えていきます。

そもそも違法な残業や低賃金など、いわゆるブラック的な働き方をしたい人なんていないと思います。
残業させているのは誰か?給料が安いのは誰のせいか?サービス残業をさせているのは誰か?
全て経営者や上司ですよね。

無理な仕事を押し付ける上司も悪いですが、そんな人を上司になるまで昇進させる経営者側も当然責任はあります。
明らかに仕事量が多いのに少ない人数で仕事をさせている場合も同じく経営者側の責任です。

そもそも経営者はもちろん、部長や課長等の役職は部下が気持ちよく働ける職場作りを行うことも1つの仕事です。
ブラック企業になってしまっているということはつまり、上は高いお金だけ貰っておいて仕事を放棄していることとほぼ同義です。

利益を上げることももちろん会社としては重要ですが、人を物のように使い棄てる会社は今は経営できていても将来的に人手不足になり必ず倒産することでしょう。

ブラック企業が無くならない2つのパターン

ではなぜブラック企業は無くならないのでしょうか?
僕は2つのパターンがあると思っています。
ここでいうパターンは人のパターンだと思ってください。

以下の2つのパターンが企業に浸透してしまうと、一般社員はそのパターンに押し潰され、いつしかそれが普通となり、ブラック企業が出来上がってしまうのだと思います。
経営者が「残業するなよー」と適当に言うのではなく、もっとしっかりとした対応をしない限りは持ち帰り残業などさらに酷い状況に陥ります。

1.性格が最初から性格が悪
一つ目はこの最初から悪だということです。
つまり、自分は楽をして他人には死ぬほど仕事を押し付けているパターンです。

最初から人を使い棄てようとしており、意図的にブラック企業にしている為たちが悪いです。
また、高圧的な態度な人が多く、自分が失敗しようが他人に押し付けてきます。

更にこういうタイプは下には強く、上にはへこへこゴマをするようなタイプが多く、企業ではそこそこな役職に付いている人が多いと思われます。
仕事ができない上に性格も悪いので、こういう人が上司の会社は確実にブラックになります。

2.洗脳済み
二つ目が洗脳済みのパターンです。

ある日僕が夜遅くまで仕事をしていると、別の部署の上司が「うちはブラック企業じゃないんだけどなぁ…」とよく分からないフォローをしてきました。

いや、あんたも毎日残ってるじゃん…。と思っていましたが、相手の部署の年齢の若い人に後日聞いてみると、「いや、ブラック企業だろ」と一蹴されました。

長い間ブラック企業にいると感覚が麻痺してきてしまうのでしょう。
ブラックだけどブラックじゃないという感覚が上司に染みついてしまうとそれが当たり前になり、改善もできるはずがありません。

昔の考えが抜けない人が多い企業はブラックな傾向

「今時の若いもんは…」「ワシらの若い頃はもっと働いていたぞ」
こういう今の人を認めず、昔の思い出ばかりに浸っているような人が多い企業は危険です。

そもそも昔はブラックだったかもしれませんが、その分働けば給料は上がっていきますし、多くの賃金が貰えました。

でも今はどうでしょう?
働いても働いても安い賃金、違法な労働時間に酷い仕事量。
更にはサービス残業とかいう訳の分からない仕事も増えてきています。

そんなので誰が働きたいのでしょうか?

確かに昔はもっと働いていたと聞くと、一見正論のようで「あぁ、そうなのか…」と納得しがちですが、惑わされてはいけません。

今と昔は違うのです。
正論という名の言葉の暴力に負けず、押し潰されないようにしましょう。

ブラック企業からはさっさと退職するべき

ブラック企業と分かっていながらもなぜ人は働き続けるのでしょうか?
多くの人は金銭的な問題であったり、家族であったり、転職が面倒であったりと様々な問題があるかと思います。

でもブラック企業というのは最終的には死が待ち受けている可能性は大いにあります。
そもそもなぜ働くのかというと、生活の為、稼ぐ為、大切な人を守る為であって、全ては生きる為です。
仕事に全てを捧げている人は少ないはずです。

生きる為に働いて死ぬなんて本末転倒でしょう。

確かに辞めた後は不安があるとは思います。
でも少しの勇気でいいんです。
辞めた後はあの時の不安は何だったんだというくらいスッキリします。

ブラック企業で働き続けた先には不幸しか待っていないはずです。
人を使い棄てにしか思っていないような企業はさっさと辞めてやりましょう。

最後に

日本の労働環境は本当に酷いものとして海外からも取り上げられています。
最近でも有給休暇を取ろうとした外国人実習生が強制送還されるなんてニュースがありました。

マナーが良いなどとされて“いい国”として周知されているかもしれませんが、裏側は酷いものです。
光が強いほど、闇もまた強いと言いますが、日本はその典型的な例だと思います。

政府も働き方改革などとは掲げていますが、もっと根本的に、強制力をもって企業へ施行しなければ何も変わらないと思います。
中途半端にやれば環境はもっと悪くなるはずです。(既に手遅れかもしれませんが)

労働時間が多少長いのは仕方ないかもしれませんが、せめて残業は最低5分単位でしっかりと管理して給料を払って欲しいものです。
また、日本特有の「先輩が帰っていないから帰るな」とかいう訳の分からない空気もさっさと撤廃してほしいです。

将来的には今改善を頑張っている企業が残り、ブラック企業は全て沈んでもらうくらいの勢いで改善に取り組んで欲しいものですね。

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仕事感

Posted by twinoto